十五、企業の経営トップ

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経営トップは企業の舵取り役です。彼らの判断が企業の経営実績や社会に大きな影響を与えます。
ここでは企業の責任と役割を述べてみます。

(一)社会的責任
企業の役割・貢献イメージを図に示します。
社会に対しては製品やサービスを提供し、便利さ、快適さ、安心・安全などの面で貢献します。雇用や地域活性化なども社会貢献のうちです。株主などの投資家には配当や利息で、また従業員には労働機会の提供と報酬の支払い、能力向上、保険保証などで貢献します。
社会的責任を長期的に果たすために会社は外部・内部の両方に対して、企業のブランド化や経営方針の明示を行っています。これらの意識付けをリードするのも経営トップです。
企業運営では社長や取締役は、社会や市場の需要や期待を把握し、組織が最大限に機能し、計画した成果が出せる戦略を定め社内の各組織に指示する役目を担います。対外的には最高の議決の場である株主総会では議長役を果たし、株主や利害関係者に経営の説明責任を負います。

ある企業に就職し、将来その企業の経営トップになるには、現実として並々ならぬ努力や運を味方にしなければなりません。
経営者になるには、若い時からの志が必要です。志を持ち、就職した企業で経営、専門知識やマネージメント能力を向上させ、市場要求を具現化することにより会社に顕著に貢献し、社内社外の信頼を増せば経営者としての道が開けること間違いありません。

(二)経営戦略・企業文化
企業は、商法上半年を区切りとして、定期的にその成果を利害関係者に報告しなければなりません。一定の利益をあげることにより、継続経営し投資家、従業員や社会に貢献する責任を持つのです。
経営に必要な情報は、市場の調査や要求によって集められます。営業部門や代理店、業界、金融機関、信頼できるマスコミからの市場情報が中心です。製品の数量を増やしたり、新たな製品を開発する、海外進出をする、経営パートナーを選ぶというような重要な戦略は、これらの情報や社内計画をベースに経営トップの判断で決定されます。
世界経済が低迷し、新興国との競争が厳しくなる中で、企業経営者の情報収集や洞察力は極めて重要です。アップル社のように欧米のトップは、自ら製品やサービスをプレゼンテーションする人もいます。彼らは的確な情報を収集し、技術や市場の動向を卓越した洞察力で見据えているに違いありません。

(三)企業文化の醸成
経営のトップが決めた戦略を具体的に遂行するのは、企業内の各部門の役目です。各部門は具体的手順や手法を計画し、その費用とともに経営トップの承認を得て実行に移されます。個別部門や業務では計画、実行、評価というサイクルが常に適用されます。
指示ー連絡ー報告ー相談ー確認・承認というようなサイクルです。
このように、経営者と、各部門が、交流を密にすることにより、情報の共有化、透明性が得られ、組織も活性化されます。自ずと良い雰囲気の職場、企業文化も作られることとなります。
職場の雰囲気や企業文化は、このように経営方針やその時の経営者の影響を深く受けます。就職活動においては、会社の雰囲気や企業文化にも注目したいものです。

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